2017年3月3日金曜日

「引き寄せ」と「成功する」の違い

間違ってはいけないこと

ザ・シークレット」を少し読み進めました。

アファーメーションだったりで掛かってくるブログなどは、
そのまま引用していることが多いことが分かりました。
少しずつ理解が深まってきています。

それはさておき、

私は「成功理論」と「引き寄せの法則」は違う、と書きました。
そして、それを混同するのは真実に近づき得ないと考えています。

「引き寄せの法則」はシンプルです。
・思考をポジティブにおく。
・理想の状態が既にある状態を刷り込む(ビジュアリゼーション)
・素直な気持ちで感謝する。
という感じではないか、と思います。
「お願いする」「信じる」「受け取る」と「ザ・シークレット」には書いてありました。

私の「成功理論」はより実践的です。
何故ならば、この2つは明確にポリシーが違うからです。

「引き寄せの法則」は、ネガティブもポジティブも、
自分の思考が物事を引き寄せる、と言っています。
いわばマインドの話です。

「成功理論」はそうではなく、
目標を達成する力の話であり、
より実践的です。

間違ってはいけないと思うのは、
「引き寄せの法則」は何ら行動を要請していない、
ということです。
「成功理論」は行動しないとできません。
ここを混同してはいけない、ということです。


「引き寄せの法則」で行う努力はマインドの転換

「引き寄せの法則」は努力を何も要請していません。
「秘密」に気づき、それを上手く使いこなすための
マインドを作っていく話です。

「なにもしなくても上手くいく」のです。
「お金はとても楽にたくさん集まってくる」のです。
「私が幸せな状態にあるのは当然」なのです。

つまり、宇宙の法則に従っていれば、何もする必要はありません。
強いイメージ、ビジュアリゼーションの力が、
必要なものを引き寄せてくれます。

ザ・シークレット」の中でもそう書いています。
例えば、欲しいものは具体的にイメージをするように書かれていますが、
その手段は考えなくていい、となっています。
手段を考えると、それが固定概念となって、自然に引き寄せることを遠ざけるからです。

人は何かしないと何も得られないと考えています。
だから、大多数の人が会社に勤めて、お金を得ます。
得たお金で買い物をし、生活を整えて行きます。

間違ってはいけないポイントがここにあります。

「引き寄せの法則」は今を打開するものではない

あなたが、今働いている会社で、
なんとかしたい、
もう少し具体的に出世したい、と思っているとしたら、
「引き寄せの法則」は、即効性のある答えを持っていません。

「引き寄せの法則」に従うならば、その状態(出世している状態)を
強くイメージして、それを願い、表現し、信じるということになります。
それ以上もそれ以下もありません。
早ければ、明日にもチャンスをつかむことができるでしょうし、
時間がかかれば20年掛かるかもしれません。

人間は不確かなものに人生を賭けることはできません。
「引き寄せの法則」は絶対だ、と私は言いました。
しかし、信じれない、待てない、という心が、
どうしても湧いてくるのが人間というものです。

そこで、諦めてしまったり、投げ出してしまったり、
イライラしてしまったりすると、
法則はネガティブを引き寄せるでしょう。

そういうときは別のことを考える必要があります。

ポジティブマインドを維持する別の魔法が「成功理論」

ネガティブになったときは別のことを考える、というのも
「引き寄せの法則」のポイントではあります。
例えば、「ザ・シークレット」に例として乗っているものに、
請求書がきても、小切手が来たと思って感謝しろ、
というのがあります。
考え方を変えるだけで、イメージが変わり、
それが、あるべきポジティブを引き寄せてくれる、というわけです。

普段、皆さんは仕事をしていると思います。
他人を信じるより自分を信じるほうが簡単です。
マインドは「引き寄せの法則」にまかせておいて、
たちまちやらないといけないことはそれはそれでやる必要があります。

そのために、「成功理論」を用いるのが正解、
と考えます。

なかなか整理して書いていくことが難しいですが、
もう少し、「引き寄せの法則」と「成功理論」が違うこと、
「引き寄せの法則」が要請している努力は質が違うということを
次に記述できればな、と思います。



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